「一緒に遊びたいけれど、何をしたらいいんだろう」
「泣いているとき、どう声をかければいいのかな」
「自分が関わろうとすると、ママがいいと言われてしまう」
子どもと過ごす中で、どう関わればいいのか迷うことはありませんか。
仕事や家事で慌ただしく、ゆっくり向き合えない日もあると思います。
せっかく時間ができても、子どもとの距離の縮め方がわからないこともあるかもしれません。
特別な遊びを用意したり、いつも上手に対応したりする必要はありません。
この記事では、毎日の生活の中でできる関わり方を紹介します。
自分と子どもに合いそうなことを、一つ見つけてもらえたら嬉しいです。
子どもが今していることに、目を向けてみる
何をして遊ぼうか迷ったら、まずは子どもが今していることを、少し見てみましょう。
積み木を並べていたら「たくさん並べたね」、絵を描いていたら「ここに青を使ったんだね」と、目に入ったことを言葉にするだけでも、会話のきっかけになります。
質問を続けなくても、子どもの隣で同じものを見たり、一緒に手を動かしたりすることから始められます。
遊びに加わるときは、「パパも一緒にやっていい?」と聞いてみてもいいですね。
すぐに返事がなくても、急いで遊び方を教えたり、別の遊びに変えたりせず、少し待ってみましょう。
一人で遊びたい様子なら、無理に加わらなくても大丈夫です。
「一緒にやりたくなったら呼んでね」と伝えて、近くで見守る過ごし方もあります。
短い時間でも、繰り返し一緒に過ごす
まとまった時間が取れない日は、寝る前に絵本を一冊読む、お風呂で今日の話をする、朝の着替えを一緒にするなど、普段の生活の中でできることを探してみましょう。
長く遊べる日だけでなく、短い時間を繰り返し一緒に過ごすことも大切にしてみてください。
例えば、「寝る前の絵本はパパと読む」と決めてみるのも一つの方法です。
毎日が難しければ、休みの日や早く帰れた日だけでも構いません。
その時間は、できる範囲でスマホを置いて、子どもの話や表情に目を向けてみましょう。
予定どおりにいかない日があっても、無理に取り戻そうとしなくて大丈夫です。
家族で相談しながら、続けやすい過ごし方を見つけていきましょう。
泣いたり嫌がったりするときは、まず気持ちを受け止める
子どもが泣いたり嫌がったりすると、どうにか落ち着かせたいと思うことがあります。
そんなときは、すぐに説明や説得をする前に、「まだ遊びたかったんだね」「それは嫌だったんだね」と、気持ちを言葉にしてみましょう。
理由がわからなければ、無理に聞き出さず、そばで待つこともできます。
気持ちを受け止めることと、子どもの希望をすべてかなえることは別です。
例えば、帰る時間になったら、「まだ遊びたかったね。でも、今日は帰る時間だよ」と、気持ちと必要なことを分けて伝えてみてください。
「ママがいい」と言われたときも、無理にパパを選んでもらおうとしなくて大丈夫です。
その場は家族で相談して交代したり、着替えや片付けなど、別のことを引き受けたりしてもいいですね。
泣き止ませられたかどうかだけで、自分の関わり方を判断しなくても大丈夫です。
家族で相談して、日々の世話も分担する
子どもとの関わりは、遊ぶ時間だけではありません。
食事の準備、着替え、歯磨き、寝る前の支度なども、一緒に過ごす機会になります。
何から始めればいいか迷ったら、家族と普段の流れを確認して、自分が担当することを相談してみましょう。
声をかけられるたびに動く形だけでなく、準備から片付けまで担当できることを決めておくと、分担がわかりやすくなります。
例えば、お風呂を担当するなら、着替えやタオルを用意し、入浴後の支度まで含めて考えてみます。
わからないことは確認しながら、必要な物の場所や子どもの好みも少しずつ覚えていきましょう。
家族それぞれで、やり方が違うこともあります。
安全に関わることや、子どもの体調については共有し、それ以外はお互いに工夫できる余地を持てるといいですね。
仕事や体調によって、できることは変わります。
一度決めた分担も、負担が偏っていないか話し合いながら見直していきましょう。
今日できそうなことを、一つ選んでみる
ここまで読んで、できそうだと思ったことはありましたか。
子どもの隣に座って遊びを眺める、寝る前に絵本を読む、明日の着替えを用意する。
まずは、今の生活の中で取り組めそうなことを一つ選んでみてください。
全部を一度に変えようとしなくても大丈夫です。
子どもが乗り気でなかったり、思ったようにいかなかったりする日もあります。
その日の反応だけで「自分には向いていない」と決めず、時間や関わり方を変えて試してみましょう。
強く言いすぎたと感じたときは、「さっきは大きな声で言ってごめんね」と、落ち着いてから伝えることもできます。
パパ自身も、疲れたり迷ったりして構いません。
一人で抱えず、家族と相談しながら、子どもと過ごす時間を少しずつ重ねていけたらいいですね。