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2歳・3歳の言葉を増やす遊び7選|言語聴覚士が教えるおうちでできる関わり方

2歳・3歳の子どもがお父さんと積み木や絵カードで遊ぶ様子

「子どもの言葉をもっと増やしてあげたい」「家でどんな遊びをすればいいのかな?」と悩むことはありませんか?

2歳・3歳は、身近な人とのやり取りや遊びを通して、言葉の理解や表現が少しずつ豊かになっていく時期です。

言葉を育むために、特別な教材や難しい練習が必要というわけではありません。

毎日の生活の中にも、言葉に触れる機会はたくさんあります。

この記事では、言語聴覚士の視点から、2歳・3歳の子どもと家庭で楽しめる遊びを7つ紹介します。

言葉を育むために大切な3つのポイント

遊びを始める前に、まず大切にしたいことがあります。

  • 子どもの興味に合わせる:好きなものや夢中になっている遊びから始めましょう。
  • 言葉を無理に言わせない:答えを求めるより、楽しいやり取りを大切にしましょう。
  • 子どもの反応を待つ:言葉だけでなく、指差しや表情も大切なコミュニケーションです。

大人がたくさん話しかけることだけでなく、子どもの気持ちや反応を受け止めることが、言葉のやり取りにつながります。

2歳・3歳の言葉を育む遊び7選

① 絵本を使った指差し遊び

絵本は、身近なものの名前や動作を表す言葉に触れられる遊びです。

動物の絵を見ながら「ワンワンがいるね」「ワンワン、ねんねしているね」と声をかけてみましょう。

「ワンワンはどこかな?」と尋ねるのもよいですが、答えられなくても大丈夫。

子どもが見ている絵を一緒に楽しむことから始めましょう。

② おままごとでやり取り遊び

おままごとは、食べ物の名前や日常生活で使う言葉に触れやすい遊びです。

「どうぞ」「ありがとう」「いただきます」など、短い言葉を使いながら楽しみましょう。

子どもが「りんご」と言ったら、「赤いりんごだね」「りんご、おいしいね」と少し言葉を広げて返すのもおすすめです。

③ 動物の鳴き声まねっこ遊び

動物の鳴き声や乗り物の音など、身近な音を使った遊びも楽しめます。

  • 犬:「ワンワン」
  • 猫:「ニャーニャー」
  • 牛:「モーモー」
  • 車:「ブーブー」

大人が楽しそうに音をまねすると、子どもも興味を示すことがあります。

声を出さずに笑ったり、動物を指差したりする反応も大切にしましょう。

④ どっちがいい?選ぶ遊び

子どもが自分の気持ちを伝える機会を作る遊びです。

例えば、赤い積み木と青い積み木を見せながら「赤と青、どっちがいい?」と聞いてみましょう。

指差しで選んだら「赤がいいんだね」と言葉にして返します。

言葉で答えることを求めず、子どもの選択を受け止めましょう。

⑤ 宝探し遊び

お気に入りのおもちゃを使って、簡単な宝探しをしてみましょう。

ぬいぐるみをクッションの下に隠して「くまさん、どこかな?」「あった!」と声をかけます。

「上」「下」「中」など、場所を表す言葉に触れる機会にもなります。

最初は見つけやすい場所に隠し、子どもが楽しめる難しさに調整しましょう。

⑥ 日常生活の実況中継

着替えや食事、お風呂など、毎日の生活も言葉に触れる大切な時間です。

例えば、靴を履くときに「くつ、はこうね」、手を洗うときに「お水、ジャー」「きれいになったね」と声をかけます。

すべての動作を説明する必要はありません。

子どもが注目している場面で、短くわかりやすい言葉を添えてみましょう。

⑦ 絵カードを使ったことば遊び

動物や食べ物、気持ちなどが描かれた絵カードも、親子で楽しめる遊びのひとつです。

例えば、食べ物のカードを並べて「バナナはどこかな?」「どれが好き?」と声をかけてみましょう。

気持ちのカードなら、「にこにこしているね」「うれしいね」など、表情と気持ちを表す言葉を結びつける遊びもできます。

カードの名前を覚えることだけを目標にせず、親子で楽しくやり取りすることを大切にしましょう。

印刷して使える絵カードを探している方へ

つむぎ帖のnoteでは、2〜3歳ごろの親子向けに、A4に印刷して切り取れる絵カードPDFを各100円で販売しています。カードに加えて、3段階の遊び方と声かけ例を収録しています。販売ページで見本を見て、お子さんの興味に合うものをお選びください。

動物の名前や鳴き声を楽しむなら、どうぶつ編の見本・購入ページを見る(12枚/100円)。

表情を眺めながら「うれしいね」などのことばを添えるなら、気持ち編の見本・購入ページを見る(8枚/100円)。気持ちを当てることや、お子さんの気持ちを決めつけることを目的にせず、一緒に絵を楽しんでください。

言葉を増やそうと頑張りすぎなくても大丈夫

言葉を増やしたいと思うと、つい「これは何?」「言ってみて」と何度も尋ねたくなるかもしれません。

しかし、質問ばかりになると、子どもによっては負担に感じることもあります。

言葉が出なくても、子どもが指差したものに名前を添えたり、表情や身振りを受け止めたりすることも大切な関わりです。

遊びを嫌がるときは無理に続けず、子どもの好きなことを一緒に楽しみましょう。

言葉の発達が気になるときは

言葉の発達には個人差がありますが、「言葉がなかなか増えない」「簡単な声かけが伝わりにくい」「聞こえが気になる」などの心配がある場合は、家庭での遊びだけで様子を見続ける必要はありません。

地域の保健センターや小児科、耳鼻咽喉科などに相談してみましょう。

必要に応じて、言語聴覚士などの専門職につながることもできます。

以前使っていた言葉が出なくなったなど、できていたことが減った場合も、早めに相談することが大切です。

まとめ|親子で楽しむ時間を大切に

2歳・3歳の言葉を育む遊びは、特別な道具がなくても日常生活の中で取り入れられます。

大切なのは、言葉をたくさん言わせることではなく、子どもの興味や気持ちに寄り添いながら、楽しいやり取りを重ねることです。

できそうな遊びをひとつ選んで、親子で楽しんでみてくださいね。

つむぎ帖では、親子で楽しめる絵カード教材も制作しています。

お子さんの興味に合わせて、遊びのひとつとして取り入れてみてください。

絵カードの具体的な遊び方は、絵カードで楽しむ3つの遊び方で紹介しています。発達の目安や相談先を知りたい方は、2歳・3歳の言葉の発達と家庭でできる関わり方もご覧ください。

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