「今日も保育園で、つらい思いをしていないかな」
「ごはんをあまり食べなかったけれど、大丈夫かな」
「さっき、もう少し優しく声をかけられたらよかったな」
子どもが眠ったあとも、気になった場面を何度も思い返してしまう。そんな日はありませんか。
心配だからこそ調べているのに、ほかの子の様子やいろいろな情報を見て、かえって不安になることもあるかもしれません。
この記事では、子どものことが気になって心が休まらないときに、考えを整理したり、自分の負担を少し軽くしたりするための工夫を紹介します。
今の自分にできそうなことから、一つずつ試してみてください。
心配なことを「今わかっていること」と分けてみる
心配なときは、実際に見聞きしたことと、「こうかもしれない」と想像したことが、頭の中で重なってしまうことがあります。
たとえば、保育園の帰りに子どもの口数が少なかった日。
今わかっているのは「帰り道で、いつもより話さなかった」ということです。
「お友達と何かあったのかな」「園でずっとつらかったのかな」というのは、まだ確かめられていないことです。
気になることがあれば、メモに「見聞きしたこと」「気になっていること」「確認したいこと」を分けて書いてみましょう。
子どもには「今日はどんなことをした?」と話しやすいところから聞き、話したくなさそうなら、その場で答えを求めなくても大丈夫です。
必要に応じて、先生に園での様子を聞いてみることもできます。
すぐに理由がわからなくても、確認できたことを一つずつ整理していきましょう。
調べる時間に、ひと区切りをつける
子どものことが気になると、答えが見つかるまで調べ続けたくなることがあります。
でも、次々に違う情報が出てくると、どこで終わりにしたらよいか迷ってしまいます。
そんなときは、検索する前に 「今、何を知りたいのか」を一つに絞ってみましょう。
「保育園のことが心配」なら、「明日、先生にどんなことを聞くか」まで考えられたところで、いったん区切る方法もあります。
調べたあとに、次にすることが一つ決まったら、そこで画面を閉じてみる。
すべての不安を、その日のうちに解決しようとしなくても大丈夫です。
また気になったときは、検索を再開する前に、聞きたいことをメモに残しておくのも一つの方法です。
一人で抱えず、気になっていることを話してみる
子どものことを心配していても、「こんなことを相談していいのかな」と、話すのをためらうことがあるかもしれません。
でも、うまく整理できていなくても、気になっていることを話して大丈夫です。
家族には「最近、子どものことが気になって、夜も考えてしまうんだ」と、自分の今の気持ちから伝えてみてもよいでしょう。
解決策より、まず聞いてほしいときは、「今日は答えを出すより、少し話を聞いてほしい」 と添えると、してほしいことが伝わりやすくなります。
園での様子が気になるなら先生に、家庭での困りごとなら身近な人に。
話す相手は、気になっている内容や、自分の話しやすさに合わせて選んでみてください。
一度で全部を話す必要はありません。「今、これが気になっている」という一つのことから始めてみましょう。
自分のための、小さな休憩をとる
子どものことや家のことを優先していると、自分の休憩はつい後回しになってしまいます。
まとまった時間がとれない日は、温かい飲み物をゆっくり飲む、好きな音楽を一曲聴く、座ってひと息つく。
そんな短い時間からでも構いません。
休憩の時間まで、何かを頑張ろうとしなくて大丈夫です。
家事が途中でも、今日の振り返りが終わっていなくても、いったん手を止めてみましょう。
誰かに頼めるときは、「少し休みたいから、子どもを見ていてもらえる?」と、具体的にお願いしてみる方法もあります。
休んでも心配がすぐに消えるとは限りません。
それでも、自分が休む時間も、毎日の予定に入れてよいものです。
無理なくできそうな休み方を、一つ選んでみてください。
今日できそうなことを、一つだけ
子どものことが気になる日に、無理に「心配しないようにしよう」と思わなくても大丈夫です。
気になっていることを書き出す。
調べる時間に区切りをつける。
誰かに話す。
少し休む。
全部を実践する必要はありません。
今日の自分にできそうなことを、一つだけ選んでみてください。
試してみても気持ちが変わらない日があるかもしれません。
そんなときに、「これもできなかった」と自分を責める材料にしないでくださいね。
子どもの様子を大切にするのと同じように、自分が今、どんな気持ちで過ごしているかにも目を向けてみましょう。
この記事が、ひと息つくきっかけになればうれしいです。