妊活

妊娠前の風疹対策|抗体検査とワクチンを二人で確認

自宅のテーブルで、手帳と書類を一緒に確認する男女

妊娠を考え始めたとき、「風疹の予防接種は受けたはずだけれど、今も免疫はあるのかな」と迷うことはありませんか。昔の記憶だけでは、接種の回数や検査結果が分からないこともあります。

風疹対策は、妊娠する本人だけでなく、パートナーや同居家族も一緒に確認したい準備です。この記事では、記録の探し方から、抗体検査・ワクチンの相談、予約前のチェックまで整理します。

この記事のポイント

  • 妊娠前に、予防接種歴と抗体検査の結果を確認する。
  • 風疹ワクチン・MRワクチンは妊娠中に接種できない。
  • 妊娠を希望する女性は、接種後約2か月の避妊が必要。
  • パートナーも確認し、助成の条件は自治体に問い合わせる。

風疹を妊娠前に確認したい理由

風疹は、風疹ウイルスによる感染症です。妊娠初期に感染すると、お腹の赤ちゃんに感染し、難聴・白内障・心臓の病気などを伴う「先天性風疹症候群」の原因になることがあります。[1]

予防にはワクチンが有効ですが、妊娠中は接種できません。妊娠を希望している段階で確認することが大切です。[2]

不安になって一度にすべてを調べる必要はありません。まずは「接種の記録があるか」「検査を受けたことがあるか」を、二人で確認するところから始めましょう。

最初に、母子手帳や検査結果を探す

自分が子どもの頃の母子手帳、予防接種の記録、過去の妊婦健診や抗体検査の結果などを探してみましょう。風疹単独ワクチンのほか、「MR」「麻しん風しん混合」と書かれている場合もあります。

見つかった資料は、そのまま受診時に持っていくと相談しやすくなります。接種日や回数が分かるページを、手元にまとめておくのも一つの方法です。

「子どもの頃に風疹になったと思う」という記憶だけでは、風疹だったか確かでないこともあります。厚生労働省は、かかったことが明らかでない場合、かかりつけ医へ相談するよう案内しています。[2]

抗体検査と接種は、医療機関で相談する

抗体検査は、風疹に対する免疫の状態を確認するための検査です。妊娠を希望する女性などは、抗体価が低い場合にワクチン接種を検討します。検査や接種の必要性は、これまでの記録も含めて医師に相談しましょう。[2]

結果の数値だけを見て、自分で接種の要否を決めなくて大丈夫です。結果票を持参し、「妊娠を考えています。今の結果で確認することはありますか」と伝えてみてください。

予約先に迷ったら、かかりつけ医や地域の保健所へ問い合わせましょう。電話では、抗体検査に対応しているか、検査と接種で別の予約が必要か、持参するものを確認しておくとスムーズです。

ワクチン接種後の予定も確認する

風疹単独ワクチンとMRワクチンは、生ワクチンです。妊娠中は接種できず、妊娠していない場合も、接種後約2か月の避妊が必要とされています。妊娠の可能性がある場合は、接種前に必ず医師へ伝えてください。[2]

妊娠を希望する女性が接種する際は、妊活の再開時期や避妊について医師に確認しましょう。接種日を予定表に残し、二人で同じ情報を共有しておくと、予定を立てやすくなります。

持病や治療、過去の重いアレルギー反応などによっては、接種できないことがあります。使用中の薬やこれまでの体調についても、問診で伝えてください。[2]

よくある質問

Q. パートナーも確認した方がよい?

A. はい。妊婦の周囲にいるパートナーや同居家族も、風疹に感染しないよう予防に努めることが大切です。自分の接種歴を確認し、不明な点や検査の必要性を医療機関で相談しましょう。[1]

助成制度は、予約前に自治体へ

抗体検査やワクチン接種に助成を行う自治体があります。ただし、対象者・費用・利用できる医療機関などは地域で異なります。お住まいの自治体や保健所で最新の条件を確認してください。[2]

問い合わせるときは、「妊娠を希望している」「パートナーも確認したい」と伝えると、対象の制度を案内してもらいやすくなります。検査前の申請が必要か、結果票などの書類が必要かも聞いておきましょう。

予約前のチェックリスト

  • 母子手帳や接種記録、過去の検査結果を探した。
  • 妊娠の希望や可能性を、医師に伝える準備をした。
  • 持病・使用中の薬・アレルギー歴をまとめた。
  • パートナーの接種歴も確認した。
  • 自治体の助成と予約先、必要書類を調べた。

記録が見つからなくても、それを理由に相談を先延ばしにする必要はありません。「分からない」と伝えることも、確認の出発点になります。

すでに妊娠している場合は?

妊婦健診で抗体価が低いと分かった場合は、妊娠中の感染予防と出産後の接種について、担当医へ相談してください。[2]

発熱や発疹などがある場合や、周囲に風疹の感染者がいる場合も、医療機関へ連絡しましょう。受診前に状況を伝え、受診方法や注意点を確認してください。[1]

まとめ

妊娠前の風疹対策は、二人の記録を確認し、必要な検査や接種を相談することから。接種後の予定と助成制度も一緒に確認して、無理なく準備を進めていきましょう。

参考資料・出典

資料確認日:2026年10月7日。本記事は一般的な情報であり、個別の診断や接種の判断に代わるものではありません。

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