2歳

2歳で言葉が少ない?発達の目安と家庭でできること

絵本を見ながら笑顔でやり取りする2歳の子どもと母親

「もう2歳なのに、まだ単語が少ない」

「同じ年齢のお友達はおしゃべりしているのに、うちの子はまだ…」

そんなふうに、子どもの言葉の発達が気になったことはありませんか?

2歳頃は、少しずつ使える言葉が増え、身近な人とのやり取りが楽しくなってくる時期です。

一方で、言葉の発達には個人差があり、同じ2歳でも話せる言葉の数や表現の仕方はさまざまです。

大切なのは、話せる言葉の数だけで判断せず、言葉の理解やコミュニケーションの様子も一緒に見ていくことです。

この記事では、2歳頃の言葉の発達の目安や、気になるときの相談先、家庭でできる関わり方について紹介します。

2歳頃の言葉の発達の目安

2歳頃になると、身近なものの名前を言ったり、言葉を組み合わせたりする姿が見られるようになります。

  • 「わんわん」「ブーブー」など、身近なものを言葉で表す
  • 「ママ、きて」「もっと、ちょうだい」など、二語文を使い始める
  • 「くつ持ってきて」など、簡単な言葉による指示を理解する
  • 絵本を見ながら知っているものを指さす
  • 言葉や身振りで自分の気持ちを伝えようとする

ただし、これらは発達の様子を知るための目安であり、すべてができていなければ問題があるというわけではありません。

また、2歳になったばかりの子と、3歳に近い子では発達の様子も異なります。

🌷 ここがポイント

言葉が少なくても、周囲の言葉を理解していたり、身振りや表情で気持ちを伝えようとしていたりすることがあります。ただし、理解が良好でも、気になることがあれば相談して構いません。

言葉が少ないときに確認したい5つのポイント

子どもの言葉が気になるときは、話すこと以外の様子にも目を向けてみましょう。

① 名前を呼ぶと振り向く?

名前を呼んだときに反応するか、日常の音に気づいているかを見てみましょう。

反応が乏しい場合は、聞こえの状態を確認することも大切です。

② 簡単な言葉を理解している?

「おいで」「ちょうだい」など、日常的な言葉が伝わっているでしょうか。

言葉を話す力と理解する力は、必ずしも同じ速さで発達するわけではありません。

③ 指さしや身振りで伝えようとする?

欲しいものを指さしたり、手を振って「バイバイ」をしたりする姿も、大切なコミュニケーションの一つです。

④ 大人とやり取りを楽しんでいる?

一緒に絵本を見たり、好きなおもちゃを見せたりするなど、人とのやり取りにも注目してみましょう。

⑤ 以前よりできることが増えている?

新しい言葉が出てきた、身振りが増えたなど、少しずつ変化が見られるかも確認してみましょう。

以前使えていた言葉やできていたことが失われた場合は、様子見を続けずに小児科などへ相談しましょう。

2歳で言葉が少ないとき、いつ相談すればいい?

言葉の発達には個人差がありますが、気になることがあれば、早めに相談して構いません。

特に、次のような様子がある場合は、一度専門家に相談することをおすすめします。

  • 2歳頃になっても意味のある言葉がほとんど出ていない
  • 言葉の理解にも気になるところがある
  • 呼びかけや周囲の音への反応が乏しい
  • 指さしや身振りなどでのやり取りが少ない
  • 以前できていたことができなくなった

相談先には、小児科、自治体の保健センター、発達相談窓口などがあります。

必要に応じて、聞こえの検査や言語聴覚士などによる評価につながることもあります。

🌷 保護者の方へ

「もう少し様子を見た方がいいのかな?」と迷っている段階でも、相談して大丈夫です。相談することは、必ずしも発達に問題があるという意味ではありません。

家庭でできる!言葉を育む4つの関わり方

言葉を増やそうとして、無理に練習させる必要はありません。

毎日の生活や遊びの中で、子どもが楽しく言葉に触れられる機会を作ってみましょう。

① 子どもの興味に合わせて声をかける

子どもが犬を見ていたら、「わんわん、いたね」「かわいいね」など、今見ているものに言葉を添えてみましょう。

子どもが興味を持っているものは、言葉と意味を結びつけるきっかけになります。

② 子どもの言葉を少し広げて返す

子どもが「ブーブー」と言ったら、「赤いブーブーだね」「ブーブー、走ってるね」というように、少しだけ言葉を付け加えて返してみましょう。

無理に繰り返させるのではなく、自然なやり取りを楽しむことが大切です。

③ 絵本や絵カードで遊ぶ

絵本や絵カードは、身近なものの名前に親しむきっかけになります。

例えば、動物の絵を見ながら、「わんわん、いたね」「にゃーにゃー、かわいいね」などと声をかけてみましょう。

最初から名前を答えられなくても大丈夫。大人と一緒に見たり、指さしたりすることも大切な経験です。

④ 子どもの反応を待つ

大人が一方的に話しかけるのではなく、子どもが反応する時間も作ってみましょう。

言葉が出なくても、表情や指さし、身振りなどで伝えようとすることがあります。

その反応を受け止めながら、やり取りを続けてみてください。

🌷 おうちでできることば遊び

毎日の遊びの中で、楽しく言葉に触れる時間を作ってみませんか?

2歳・3歳の言葉を増やす遊び7選はこちら →

よくある質問

Q. 2歳で二語文が出ないのは発達が遅い?

二語文が出始める時期には個人差があります。

ただし、2歳頃になっても二語文が出ない場合は、単語の数や言葉の理解、聞こえ、コミュニケーションの様子などを含めて相談してみるとよいでしょう。

二語文が出ないことだけで、発達の状態を判断することはできません。

Q. テレビや動画を見せると言葉が遅れる?

テレビや動画を見ていることだけで、言葉の遅れの原因を判断することはできません。

ただし、長時間の一方的な視聴によって、親子で会話したり、一緒に遊んだりする時間が少なくならないようにすることは大切です。

動画を利用するときも、一緒に見ながら声をかけるなど、やり取りを取り入れてみましょう。

まとめ|言葉の数だけでなく、やり取りにも目を向けよう

2歳頃は、言葉が少しずつ増え、コミュニケーションが広がっていく時期です。

言葉の発達には個人差がありますが、話せる単語の数だけでなく、言葉の理解や身振り、人とのやり取りなども大切なポイントになります。

家庭では、無理に言葉を言わせようとせず、子どもの興味に合わせた声かけや遊びを楽しんでみましょう。

そして、気になることがあれば、一人で抱え込まずに専門家へ相談してくださいね。

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