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「夜中に何度も泣いて起きるけれど、どうして?」
「抱っこしてもなかなか泣きやまない……。夜泣きはいつまで続くの?」
赤ちゃんの夜泣きが続くと、ママやパパも睡眠不足になり、心身ともに疲れてしまいますよね。
夜泣きは赤ちゃんの成長過程でみられることがありますが、始まる時期や頻度には個人差があります。
この記事では、赤ちゃんの夜泣きが始まる時期や考えられる原因、家庭でできる対処法、相談したい症状について紹介します。
赤ちゃんの夜泣きはいつから始まる?
夜泣きとは、一般的に、夜間に赤ちゃんが目を覚まして泣き、なかなか落ち着かない状態を指します。
夜泣きは生後数か月頃からみられることがあり、生後6か月前後から目立つ赤ちゃんもいます。
ただし、明確に決まった開始時期があるわけではありません。
夜中に起きて泣くこと自体は、新生児期からみられます。
特に生後間もない時期は、空腹やおむつの不快感などで目を覚ますことが多く、必ずしも一般的にいう「夜泣き」と同じではありません。
また、夜泣きがほとんどない赤ちゃんもいます。
夜泣きの有無だけで、発達のよしあしを判断することはできません。
🌷 覚えておきたいポイント
夜泣きの時期や程度には個人差があります。「同じ月齢の赤ちゃんは朝まで寝るのに」と比べすぎず、赤ちゃんの体調や生活の様子を確認していきましょう。
赤ちゃんが夜泣きするのはなぜ?考えられる5つの理由
夜泣きの原因は、はっきりとわからないことも少なくありません。
ここでは、夜間に赤ちゃんが泣くときに考えられる理由を紹介します。
① 睡眠のリズムが発達途中だから
赤ちゃんの睡眠は、大人と同じではありません。
成長とともに昼夜のリズムが少しずつ整っていきますが、夜中に何度も目を覚ますことがあります。
眠りが浅くなったときに目を覚まし、再び眠るまでに泣く場合もあります。
② お腹がすいている
月齢や授乳の状況によっては、夜間にも母乳やミルクが必要です。
授乳間隔や必要な量には個人差があるため、赤ちゃんの月齢や体重の増え方、医師・助産師からの指示を参考にしましょう。
③ おむつや室温などが気になる
おむつの汚れ、暑さや寒さ、衣服の締めつけなど、不快感によって泣くことがあります。
赤ちゃんが汗をかいていないか、手足だけでなく胸や背中が熱くなりすぎていないかなどを確認してみましょう。
④ 日中の刺激や生活リズムの変化
外出や来客などで普段と違う一日を過ごしたときに、夜の眠り方が変わる赤ちゃんもいます。
ただし、日中の刺激が必ず夜泣きの原因になるとは限りません。
毎日の出来事と夜泣きを結びつけすぎる必要はありません。
⑤ 体調が悪い・痛みがある
発熱や鼻づまり、皮膚のかゆみなど、体調の変化が原因で眠りにくくなることもあります。
いつもと泣き方が違う、授乳量が減った、ぐったりしているなどの場合は、単なる夜泣きと決めつけず、体調を確認することが大切です。
赤ちゃんが夜泣きしたときの対処法5つ
夜泣きを必ず止められる方法はありませんが、赤ちゃんが落ち着きやすい環境を整えることはできます。
① まずは赤ちゃんの様子を確認する
泣き始めたら、呼吸や顔色、体温、授乳の状況、おむつなどを確認しましょう。
眠りが浅くなって一時的に声を出しているだけの場合もあるため、安全を確認したうえで、少し様子を見ることもできます。
② 優しく声をかける
「大丈夫だよ」「ここにいるよ」など、落ち着いた声で話しかけてみましょう。
背中や体に優しく触れることで落ち着く赤ちゃんもいます。
反応を見ながら、無理のない方法を試してみてください。
③ 必要に応じて授乳する
空腹が考えられる場合は、月齢や普段の授乳間隔に応じて授乳しましょう。
ただし、泣くたびに必ず空腹とは限りません。
授乳しても落ち着かない場合は、ほかの不快感や体調の変化も確認してください。
④ 夜は静かで落ち着いた環境にする
夜間は照明を控えめにし、大きな音や強い刺激を避けると、赤ちゃんが再び眠りやすくなることがあります。
一方、日中はカーテンを開けて自然光を取り入れるなど、昼夜の違いを少しずつ感じられる環境を作りましょう。
⑤ 抱っこで落ち着かせる
抱っこやゆっくりした揺れで落ち着く赤ちゃんもいます。
ただし、激しく揺さぶることは絶対に避けてください。
また、抱っこしたまま大人が眠ってしまわないよう注意しましょう。
赤ちゃんが眠ったら、安全な寝床にあおむけで寝かせましょう。
夜泣きを減らすために生活リズムを整えよう
赤ちゃんの成長に合わせて、毎日の生活にゆるやかなリズムを作ることも一つの方法です。
- 朝はカーテンを開けて明るくする
- 日中は月齢に合った遊びや触れ合いを楽しむ
- 夕方以降は強い刺激を控える
- 寝る前の流れをなるべく一定にする
- 眠そうな様子があれば、無理に起こしておかない
例えば、「お風呂→授乳→部屋を暗くする」といった流れを作ると、赤ちゃんが眠る時間を少しずつ感じ取れるようになることがあります。
ただし、生活リズムを整えても夜泣きが続くことはあります。
予定どおりに眠れない日があっても、焦る必要はありません。
夜泣きのときも安全な睡眠環境を大切に
夜泣きが続くと、抱っこしたまま寝かせたり、大人の布団で一緒に眠ったりしたくなることもあるかもしれません。
しかし、睡眠中の窒息や転落を防ぐため、赤ちゃんの寝床は安全に整えておくことが大切です。
🌷 安全な睡眠環境チェックリスト
- 1歳までは寝かせ始めるときにあおむけにする
- 硬めで平らな寝具を使う
- 枕やぬいぐるみ、柔らかい布類を寝床に置かない
- 大人用のベッドやソファで寝かせない
- 抱っこしたまま大人が眠らないようにする
- 赤ちゃんが暑くなりすぎないようにする
夜泣きへの対応で疲れているときほど、安全な寝床に赤ちゃんを寝かせることを優先しましょう。
夜泣きがつらいときは、ママ・パパも休もう
夜泣きが続くと、保護者の睡眠時間が減り、気持ちに余裕がなくなることもあります。
そんなときは、家族で夜間のお世話を交代したり、日中に休める時間を作ったりすることも大切です。
どうしても泣きやまず、気持ちが限界に近いと感じたら、赤ちゃんを安全な寝床にあおむけで寝かせ、少し離れて落ち着く時間を取ってもかまいません。長時間放置せず、少ししたら戻って様子を確認してください。こども家庭庁の「赤ちゃんが泣きやまない」でも、この対処法が紹介されています。
赤ちゃんを激しく揺さぶったり、口をふさいだりすることは絶対にしないでください。
一人で抱え込まず、家族や自治体の保健師、子育て相談窓口などにも頼りましょう。
夜泣きはいつまで続く?
夜泣きが続く期間にも個人差があります。
成長とともに落ち着いていく赤ちゃんもいれば、夜中に目を覚ます時期が長く続く赤ちゃんもいます。
また、一度落ち着いた後に、生活環境や体調の変化などによって夜間に起きる回数が増えることもあります。
「何か月になれば必ず終わる」とは言い切れませんが、赤ちゃんの睡眠は成長とともに変化していきます。
こんなときは医療機関に相談しよう
夜間に泣くこと自体は珍しくありませんが、体調不良が隠れている場合もあります。
次のような様子がある場合は、夜泣きと決めつけず、医療機関に相談してください。
- 発熱がある
- 母乳やミルクをほとんど飲まない
- 繰り返し激しく吐く
- いつもと違う激しい泣き方が続く
- 尿が明らかに少ない
- 普段より元気がなく、反応が乏しい
特に生後3か月未満で38℃以上の発熱がある場合は、速やかな医療機関での評価が必要です。
呼吸が苦しそう、唇が青い、ぐったりして反応が悪いなどの場合は、緊急性が高いため119番に連絡してください。
赤ちゃんの夜泣きについてよくある質問
Q. 夜泣きしない赤ちゃんもいる?
はい。夜泣きの程度には個人差があり、ほとんど夜泣きをしない赤ちゃんもいます。
夜泣きの有無だけで、赤ちゃんの発達や健康状態を判断することはできません。
Q. 夜泣きしたら毎回抱っこしたほうがいい?
必ず毎回抱っこする必要があるわけではありません。
まずは赤ちゃんの様子を確認し、声かけや優しい触れ合いなど、そのときに合った方法を試してみましょう。
Q. 夜泣きが続くのは育て方の問題?
夜泣きには赤ちゃんの睡眠の発達や体調など、さまざまな要因が関係します。
夜泣きが続くことだけで、保護者の育て方に問題があるとはいえません。
睡眠不足がつらいときは、周囲の人や専門職に相談しましょう。
眠りの様子を、無理なくメモする
起きた時刻や授乳、昼寝の様子を短くメモすると、家族でお世話を引き継いだり、健診で相談したりするときの手がかりになります。紙でまとめたい方には、1歳までの成長を残せるミドリの育児ダイアリーも選択肢です。記入欄はコンパクトなので、ページ見本を確認して選びましょう。手持ちのノートやスマートフォンでも十分です。記録そのものに夜泣きを治す効果があるわけではなく、つらい日は休むことを優先してください。
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まとめ|夜泣きは赤ちゃんのペースに合わせて対応しよう
赤ちゃんの夜泣きは、生後数か月頃からみられることがあり、始まる時期や続く期間には個人差があります。
泣いたときは、まず体調や空腹、おむつなどを確認し、落ち着いた環境で赤ちゃんの様子に合わせて対応しましょう。
また、夜泣きが続くときは、赤ちゃんだけでなくママやパパの休息も大切です。
無理に一人で頑張ろうとせず、家族や地域の支援も活用しながら、少しずつ赤ちゃんに合った過ごし方を見つけていきましょう。
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アイキャッチ画像はAIで作成したイメージです。
参考資料
本記事は一般的な情報をまとめたものです。個別の体調・発達・治療については、医師や助産師にご相談ください。参考資料の確認日:2026年10月9日。