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雨の日や、家でゆっくり過ごしたい日に。
「何をして遊ぼう?」と迷うことがありますよね。
4歳ごろのお絵描きや工作は、立派な作品を仕上げなくても楽しめます。
この記事では、家にある紙やクレヨンから始められる遊びと、準備・声かけ・片付けの工夫を紹介します。
年齢は目安です。
好きな遊びや道具の使い方は一人ひとり違うので、お子さんの様子に合わせて選んでください。
まずは、紙と描くものだけで始める
最初から材料をたくさんそろえなくても大丈夫。
紙と、子どもが扱いやすいクレヨンなどを出して「今日は描いてみる?」と誘ってみましょう。
遊ぶ場所には汚れてもよい敷物を用意し、飲み物や大人の仕事の荷物は別の場所へ。
使う材料を一つのトレーにまとめると、出すときも片付けるときも運びやすくなります。
遊び① 大きな紙に、線や色を広げる
用意するもの:大きめの紙、クレヨン。紙が小さければ、数枚を大人がテープでつないでも構いません。
丸や波線、好きな色のかたまりなど、描きたいものから始めます。
「何かの形にしなくてもいいよ」と伝え、大人も別の紙に線を描いてみましょう。
子どもが道やお店に見立てたら、その話に合わせて遊びを広げてもよいですね。
何を描いたかを当てようとせず、話したそうなときに聞いてみてください。
遊び② ちぎった紙で、貼って楽しむ
用意するもの:台紙、色紙、子ども向けののり。道具は対象年齢と使用方法を確認します。
色紙を大きめにちぎり、台紙の上に並べます。並べ替えてから貼っても、その都度貼っても構いません。
色や形の組み合わせを子どもに任せてみましょう。
花や動物に仕上げる必要はありません。
貼った上から線を描く、紙を重ねるなど、途中で方法が変わっても楽しめます。
遊び③ 紙を折って、描き足す
用意するもの:紙、クレヨン。
紙を半分に折り、開いたり閉じたりしながら描きます。
開くと絵が見えるカードや、立てて置ける小さなお店など、子どもの思いつきに合わせてみましょう。
折り目がずれても直さなくて大丈夫です。
難しそうなら「ここを押さえようか」と手伝う場所を聞き、できるところはそのまま任せます。
遊び④ お絵描きから、ごっこ遊びへ
描いた絵を「お店の商品」「電車の切符」「お手紙」に見立てると、作ったあとの遊びにつながります。
文字を書くことは必須ではありません。
色や模様だけでも、子どもが決めた意味を大切にしましょう。
大人はお客さんになったり、手紙を受け取ったりして参加できます。
ずっと会話を続けようとせず、子どもが集中しているときは静かに見守っても構いません。
声かけは、上手さよりも試したことに
「上手だね」だけでなく、「青をたくさん使ったんだね」「紙を重ねたんだね」と、目の前の行動を言葉にしてみましょう。
作品について聞くときは「この絵のお話を聞かせて」と、答えを決めない聞き方もできます。
説明したくなさそうなら、質問を重ねずに一緒に眺めるだけでもよいですね。
思ったようにできず困ったときは、すぐに作り直すより「どこを手伝おうか」と確認します。
休憩する、別の紙で試す、今日は途中で終える、どれも選べるようにしておきましょう。
道具は、子どもの使い方に合わせて選ぶ
はさみを使わなくても、ちぎる・折る・貼る工作はできます。
はさみを使う場合は子ども向けのものを選び、大人がそばで使い方を確認しながら見守りましょう。
使った後は大人が管理する場所へ戻します。
口に入れる心配のある小さな材料や、鋭いものは使わず、のりなども製品の案内に従ってください。
小さなきょうだいがいるご家庭では、材料や切れ端に手が届かない場所で遊びます。
買い足すなら、使いやすさと片付けやすさを確認
まずは家にある道具で十分です。買い足す場合は、お子さんが握りやすい太さや、ふたの開け閉めのしやすさを見て選んでみましょう。
クレヨン:太さや長さに加え、汚れの落とし方も確認します。「水で落とせる」タイプでも、素材によって落ちにくい場合があるので、製品の説明を確認してください。
のり:スティックタイプなど、塗りやすさと戻しやすさを目安に選びます。対象年齢や使用方法を確認し、お子さんの使い方に合わせて大人が手伝いましょう。
リンク先はAmazon・楽天市場の検索結果です。対象年齢・仕様・価格は商品ごとに異なるため、各商品ページで確認してください。
片付けまで、少ない手順で
始める前に「終わったら、クレヨンはこの箱、紙はこのトレー」と戻す場所を共有します。
急に全部を片付けるよう頼むより、「まずクレヨンを箱に入れよう」と一つずつ伝える方法もあります。
途中の作品は、置ける範囲を決めて保管しましょう。
残す作品を子どもと選ぶ、写真に残すなど、ご家庭で続けやすい方法で構いません。
今日のおうち遊びチェックリスト
□ 子どもが扱いやすい材料を少しだけ出す
□ 汚れてもよい場所と敷物を用意する
□ 小さな材料や危ない道具を近くに置かない
□ 大人の見本どおりに仕上げることを求めない
□ 休憩や途中で終えることも選べるようにする
□ 戻す場所と、途中の作品の置き場所を決める
遊ばない日があっても大丈夫
誘っても乗り気でない日は、無理に工作の時間を作らなくても大丈夫。
絵本を読む、いつものおもちゃで遊ぶなど、その日の気分に合う過ごし方に変えてみましょう。
一つの遊びを長く続けることより、親子が気持ちよく始めて終えられる形を探してみてください。
次の日に続きを作る楽しみ方もあります。
毎日の声かけには、子どものことばを育む関わりも参考になります。
生活の流れを整えたい方は、親子で進める朝の支度もご覧ください。
参考資料:NAEYC「Encouraging Process Art at Home」(英語)。完成品だけでなく、素材を試す過程を楽しむ考え方を参考にしています。