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言語聴覚士って何の仕事?年収についても詳しく紹介!

皆さん、言語聴覚士ってご存知ですか?

以前は有名ではありませんでしたが、元読売巨人軍監督の長嶋茂雄監督や歌手の堀ちえみさん、女優の河合美智子さんなどの方々が言語聴覚士のリハビリを受けていることで話題になりました。

ですが、実際のところ「言語聴覚士って何の仕事をするの?」「言語聴覚士の年収ってどのくらい?」「言語聴覚士って国家資格なの?」ということではないでしょうか。

「言語ってあるから言葉に関する仕事でしょ?」と思う方も多いかもしれませんが、言葉以外も関わりのある仕事です。

あまり身近になく、関わりのない職業なので、ご存知ない方が多いと思います。

 

そこで、今回まとめた内容はこちら。

・言語聴覚士って何の仕事をするの?

・言語聴覚士の年収はどのくらいなの?

・言語聴覚士になるには?

 

言語聴覚士の仕事内容

言語聴覚士って何の仕事をするのだろうと気になりますよね。

わかりやすく言うと「話す」「聞く」「食べる」に問題を抱える方たちのリハビリをします。

リハビリと聞くと「高齢者」というイメージが多いかもしれませんが、小さい赤ちゃんから高齢者までの幅広い方達のリハビリを行います。

仕事内容は大まかですが、以下のようになっています。

・話す問題

 言語障害(会話や読み書きが難しい失語症、呂律が回りにくい構音障害など)

 音声障害(声帯ポリープや咽頭癌等の病気によって起こる声の出しにくさなど)

・聞く問題(聞こえない、聞こえにくい等の聴覚障害など)

・食べる問題(摂食・嚥下障害)

 

言語聴覚士の年収

皆さんの多くの方が気になっていたことかもしれませんが、言語聴覚士の年収は平均350万〜450万(月平均25〜30万)です。

年収や月平均は、勤務先施設、勤務形態(常勤・非常勤)などによって変動し、事業先規模が大きいほど年収も高いと思われます。

ですが、初年度の年収が350万だとしても経験年数や年齢を重ねるごとに年収UPの見込みがあります。

言語聴覚士の年収はやや男女差があり、男性の方が高いようです(育休が入る等による)。

 

言語聴覚士は国家資格

言語聴覚士はリハビリの専門職であり、一般的に有名な理学療法士や作業療法士と並ぶ国家資格になります。

そのため、国家試験に合格しなければなりません

受験資格を得る一般的なコースは2つあります。

① 高等学校→3、4年制の大学や短期大学(文部科学大臣指定)や専修学校(都道府県知事指定)

② 一般の4年制大学→大学・大学院の専攻科(指定)や言語聴覚士養成校(2年制専修学校)

※通信教育による受験資格は得られません。

 

まとめ

・言語聴覚士の仕事は「話す」「聞く」「食べる」に問題を抱える人たちのリハビリを行う。

・言語聴覚士の年収は平均350〜450万。

・言語聴覚士は国家資格で、受験資格を得るには2つのルートがある。

 

今回の記事では、言語聴覚士の仕事内容や年収、国家試験へのルートを大まかに説明しました。

まだたくさん書きたいことがあり、ここでは書ききれませんが、学校では座学の他に臨床実習など技術を学ぶ場がたくさんあります。

言語聴覚士は資格を取るまで、そして資格を取ってからもとても大変な仕事だと思います。

ですが、大変だからこそ患者さんやそのご家族に寄り添い、共に喜び合える、とても素敵な仕事です。

今回の記事を読んでいただいて、少しでも言語聴覚士と言う仕事について伝えられたら嬉しいです。

以上、言語聴覚士についてでした。

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