生後7か月になると、赤ちゃんの体の動きや表情がますます豊かになってきます。
寝返りを繰り返したり、おもちゃを手に取ったりする姿に、日々の成長を感じることも多いですね。
一方で、「まだおすわりが安定しないけれど大丈夫?」「離乳食を2回に増やしていいのかな?」と迷うこともあると思います。
この記事では、生後7か月の赤ちゃんの成長・発達、離乳食、授乳、睡眠、遊び方について、毎日のお世話に役立つポイントを紹介します。
生後7か月の赤ちゃんの成長・発達
おすわりやずりばいの目安
生後7か月ごろは、寝返りが上手になったり、うつぶせで体を動かしたりする赤ちゃんがいます。
おすわりが安定してくる子もいれば、まだ手をついて体を支えている子もいます。
お腹を床につけたまま移動する「ずりばい」を始めることもありますが、移動し始める時期や方法には個人差があります。
まだおすわりやずりばいをしないからといって、月齢だけで発達の遅れを判断する必要はありません。
体の動きや首すわりなどで気になることがあれば、健診や小児科で相談してみましょう。
人見知りや声のやり取り
親しい人と初めて会う人との違いが少しずつ分かり、人見知りが見られる赤ちゃんもいます。
知らない人を見て泣いたり、抱っこされるのを嫌がったりすることもあります。
一方で、人見知りがほとんど見られない赤ちゃんもいます。
また、「ばばば」「ままま」のような音を繰り返したり、大人の声に反応したりすることもあります。
声に返事をしたり、表情をまねしたりしながら、親子のやり取りを楽しみましょう。
赤ちゃんの発達は、できるようになる順番や時期にも個人差があります。
昨日より手を伸ばすことが増えた、声を出して笑うようになったなど、小さな変化も大切な成長です。
気になることは一人で抱え込まず、健診などで相談してくださいね。
生後7か月の離乳食の進め方
1日2回食が目安になる時期
生後7〜8か月ごろは、離乳食を1日2回にしていくことが目安です。
ただし、離乳食を始めた時期によって進み方は異なります。
始めたばかりなら、無理に2回食へ進める必要はありません。
赤ちゃんが食べることに慣れているか、飲み込む様子や体調も見ながら進めていきましょう。
舌でつぶせる固さに少しずつ
離乳中期は、舌でつぶせるくらいの固さが目安です。
やわらかく煮た豆腐のような固さをイメージすると分かりやすいでしょう。
なめらかなペーストから急に大きな粒へ変えるのではなく、食べる様子を見ながら少しずつ調整します。
口に食べ物を詰め込みすぎないよう、一口ずつ飲み込む様子を確認しましょう。
- 離乳食を始めてからの経過を確認している
- 1日1回の食事に少しずつ慣れてきた
- 口を閉じて食べ物を取り込もうとする
- 食事中の姿勢を安全に支えられる
- 赤ちゃんの機嫌や体調に合わせて進めている
すべてを完璧にできる必要はありません。
進め方に迷うときは、自治体の離乳食相談なども利用できます。
食材の種類も少しずつ広げよう
おかゆや野菜に慣れてきたら、豆腐、魚、肉、卵なども、発達や進み具合に合わせて取り入れていきます。
新しい食品は、体調のよい日に少量から試しましょう。
初めての食品は、医療機関へ相談しやすい時間帯に与えると安心です。
食物アレルギーが心配な場合は、自己判断で食品を避け続けず、医師などに相談しましょう。
1歳になるまでは、はちみつや、はちみつ入りの食品を与えないようにしましょう。
食事中は大人がそばで見守り、赤ちゃんの発達に合った固さと大きさに調整してください。
食べ物が残っているうちに次の一口を急いで入れないことも大切です。
作り置きや冷凍保存も上手に活用
1日2回食になると、少量の離乳食を何度も準備するのが大変に感じることもあります。
衛生面に気をつけながら、小分けに冷凍保存しておくのも一つの方法です。
保存した日付を分かるようにし、解凍後は十分に再加熱して冷まし、食べ残しを再保存しないようにしましょう。
無理に全部手作りしようとせず、ベビーフードを活用しても大丈夫です。
授乳と睡眠のポイント
離乳食が進んでも授乳は大切
離乳食が2回になっても、母乳や育児用ミルクは引き続き大切な栄養源です。
食事の後や普段の授乳は、赤ちゃんの食欲や生活リズムに合わせて続けましょう。
離乳食を食べる量が少ないからといって、焦って授乳を減らす必要はありません。
体重の増え方や飲む量など、気になることがある場合は健診や小児科で相談してくださいね。
夜泣きや睡眠リズムには個人差がある
生後7か月ごろも、夜中に何度も目を覚ます赤ちゃんがいます。
一方で、まとまって眠る時間が少しずつ長くなる赤ちゃんもいます。
眠る時間や昼寝の回数には個人差があるので、毎日同じように眠れなくても焦らなくて大丈夫です。
朝は明るく、夜は落ち着いた環境にするなど、無理のない範囲で生活リズムを整えてみましょう。
赤ちゃんが泣き続けると、ママやパパもつらく感じることがありますよね。
おむつや授乳、室温などを確認しながら、抱っこや声かけで安心できるようにしてみましょう。
疲れが強いときは家族で交代したり、相談先を頼ったりして、保護者の休息も大切にしてくださいね。
- 1歳になるまでは寝かせるときはあおむけにする
- 硬めで平らな寝床を使う
- 枕やぬいぐるみなど、柔らかい物を寝床に置かない
- 赤ちゃんの周りにひもやコード類を置かない
寝返りや移動が活発になる時期は、寝床の周囲も定期的に確認しましょう。
生後7か月におすすめの遊び
握る・振る・転がす遊び
手で持ちやすいおもちゃを握ったり、振って音を鳴らしたりする遊びを楽しめる時期です。
目の前でボールをゆっくり転がして見せると、手を伸ばそうとすることもあります。
遊ぶときは赤ちゃんが安全な姿勢でいられる場所を選び、大人がそばで見守りましょう。
網目状のボールで、小さな手でも握りやすい形のおもちゃです。
振って音を楽しんだり、目の前で動かして遊んだりする時間に取り入れられます。
いないいないばあや声かけ遊び
ママやパパの顔を見ながら、「いないいないばあ」を楽しむのもおすすめです。
赤ちゃんが声を出したら返事をしたり、同じ音をまねしたりしてみましょう。
毎日の着替えやおむつ替えのときに、「おててを出そうね」などと声をかけることも、楽しいコミュニケーションになります。
特別なおもちゃがなくても、日常生活の中でできる遊びはたくさんあります。
うつぶせ遊びや体を動かす遊び
赤ちゃんが起きていて、大人が見守れるときは、床の上でのうつぶせ遊びも楽しめます。
おもちゃを少し離れたところに置き、赤ちゃんが手を伸ばそうとする様子を見守ってみましょう。
嫌がるときは無理をせず、その日の機嫌や体調に合わせてくださいね。
うつぶせ遊びは起きているときだけにして、眠るときはあおむけにしましょう。
生後7か月のお世話と安全対策
行動範囲が広がる前にお部屋を確認
寝返りやずりばいなど、赤ちゃんの動きが増えてくると、思いがけない場所に手が届くことがあります。
床に落ちている小さな物や、引っ張れるコード類などがないか、赤ちゃんの目線で確認してみましょう。
ベッドやソファ、おむつ替え台など、高い場所に一人で寝かせないことも大切です。
まだ自分で移動できなくても、突然体をひねったり寝返りしたりすることがあります。
- 赤ちゃんの手の届くところに小さな物がない
- 電池や磁石など、誤飲すると危険な物を片付けている
- 家具の角や倒れやすい物を確認している
- 熱い飲み物やコード類を近くに置いていない
- ベッドやソファに赤ちゃんを一人で寝かせない
昨日まで届かなかった物に、突然手が届くようになることもあります。
赤ちゃんの成長に合わせて、安全な環境を見直していきましょう。
体調や発達で気になることがあるとき
赤ちゃんの機嫌や食欲には、日によって違いがあります。
ただし、飲みが極端に悪い、反応が乏しい、いつもと違う呼吸の様子がある場合などは、医療機関に相談しましょう。
意識がない、正常な呼吸が見られないなど緊急性の高い状態では、ためらわず救急要請をしてください。
発達の心配についても、健診やかかりつけの小児科で相談できます。
よくある質問
おすわりが安定する時期には個人差があります。
まだ一人で座れないからといって、それだけで発達の遅れとは判断できません。
首すわりや体の動きなども含め、気になることがあれば健診や小児科で相談しましょう。
食べる量や好きな食材には個人差があります。
無理に食べさせず、赤ちゃんの機嫌や体調、食べ物の固さなどを見直してみましょう。
食べない状態が続く、体重の増え方が気になるなどの場合は、自治体の離乳食相談や小児科で相談してくださいね。
ずりばいを始める時期や移動の仕方には個人差があります。
ずりばいをせずに、別の方法で移動する赤ちゃんもいます。
月齢だけで判断せず、心配な様子があれば健診などで相談しましょう。
まとめ|赤ちゃんのペースを大切に
生後7か月は、赤ちゃんの興味や体の動きが少しずつ広がっていく時期です。
おすわりやずりばい、離乳食の進み方は一人ひとり違います。
ほかの赤ちゃんと比べすぎず、できるようになったことを一緒に喜んでいきたいですね。
離乳食や夜泣きなどで忙しい時期ですが、ママやパパも無理をしすぎないでくださいね。
赤ちゃんと過ごす毎日の中で、小さな成長を見つけていけますように。